世界最高峰のバスケットボールリーグNBA。
ここで活躍する選手たちは規格外の体格の持ち主ばかりですが、中には信じられないような低い身長の選手も活躍しているんですよ。
今回はそんなNBA選手の身長についてご紹介していきます。
ランキング形式でもお伝えしていきますので是非ご覧ください。
このページに書かれていることは…
NBAの選手で最も高い身長は?
出典:http://www.tvmywifewatches.com/
ここでは歴代選手と現役選手に分けて高い身長の選手をご紹介します。
歴代選手
ゲオルゲ・ムレシャン
マヌート・ボル 231cm
231cmの二人が歴代のNBA選手の中で最も高い身長で、どちらもポジションはセンターです。
彼らのプロフィールは後述する身長ランキングをご覧ください。
現役選手
ハシーム・サビート 221cm
この選手は2017年から日本のBリーグ(横浜ビー・コルセアーズ)でプレイしています。
ただしNBAにいつ復帰してもおかしくないので、現役選手としてご紹介しました。
NBAの選手で最も低い身長は?
出典:http://chikyu-jack.com/
ここでは歴代選手と現役選手に分けて低い身長の選手をご紹介します。
歴代選手
マグジー・ボーグス 160cm
ポイントガードの彼の身長160cmは、日本人成人男性の平均身長よりも低くなっています。
彼のプロフィールも後述のランキングをご覧ください。
現役選手
アイザイア・トーマス
ネイト・ロビンソン 175cm
現役選手の中で身長が最も低いのはこの二人で、どちらもポジションはポイントガードです。
二人の凄さはこの身長でもダンクシュートをしてしまう身体能力なんですよ。
ちなみにネイト・ロビンソンはNFL(アメリカンフットボール)に転向するとの噂が絶えません。
NBA現役選手の平均身長
出典:http://yellow.ap.teacup.com/
2016~17シーズンの現役選手の平均身長は201cmと言われています。
平均でも2メートルを超えるあたりはさすがNBAだと驚いてしまいました。
ポジション別の平均身長
それではポジション別でも平均身長を比較してみましょう。
ポイントガード(PG) 191cm
シューティングガード(SG) 201cm
スモールフォワード(SF) 203cm
パワーフォワード(PF) 208cm
センター(C) 211cm
ガードの選手でも190cmを超えるNBAの選手たち。
体格も才能の一つだと思い知らされてしまいますね。
NBA身長ランキング
出典:http://fadeawayworld.com/
ここからは歴代NBA選手の身長をランキング形式でご紹介します。
高身長ランキング
第1位 ゲオルゲ・ムレシャン(231cm)
1993年、NBAドラフト2巡目全体30位でワシントン・ブレッツ(現在のウィザーズ)に入団したルーマニア出身の選手です。
センターというポジションですが、ジャンプシュートの確率の高さを武器にNBAで活躍しました。
MIP(そのシーズンで最も成長した選手に与えられる賞)も獲得した彼は、身長だけでなく高い技術も兼ね備えていた名選手ですね。
同1位 マヌート・ボル(231cm)
南スーダン南部の部族出身のマヌート・ボルは複数のチームで活躍したビッグマンです。
プレイの特徴は身長の高さと手足の長さを活かすディフェンスにあり、中でも彼のシュートブロックは驚異的なものでした。
ちなみに彼の出身部族のディンガ族は世界一の長身民族と言われ、両親も200cmオーバーというとんでもない家系なんですよ。
第3位 スラブコ・ブラネス(230cm)
モンテネグロ共和国出身でニューヨーク・ニックスなどでプレイした選手です。
ただし目を見張るほどの活躍をしたわけではありませんので、日本のNBAファンでも知らない方が多いのではないでしょうか?
第5位 ショーン・ブラッドリー(229cm)
1993年にフィラデルフィア・セブンティシクサーズのドラフト指名を受けNBAデビューを果たしたドイツ人選手です。
その後、ダラス・マーベリックスなどでもプレイしましたが、細身の体格が弱点となり出場時間はあまりもらえませんでした。
ファウルトラブルも多かったショーン・ブラッドリーは、アメリカでのフィジカルプレーには向いていなかったのかもしれません。
同5位 姚明 (229cm)
中国出身の選手で2002年、NBAドラフト1巡目全体1位でヒューストン・ロケッツに入団しました。
大きさだけでなくスピードも兼ね備えていた彼は、史上最も活躍した高身長プレイヤーとの評価を受けています。
プレイの特徴は長身を活かしたポストプレイなどのオフェンスと、ゴール下でのブロックショットなどのディフェンスでした。
しかし規格外の体格のためか怪我が多く、徐々に出場時間を減らしていき2010~11シーズンで現役を引退してしまいます。
ちなみに呼び方は「ヤオ・ミン」が世界共通のようですが、日本では「ヨウ・メイ」と呼ばれることもありました。
※孫明明
補足情報としまして世界最大のバスケットボールプレイヤーが孫明明です。
NBA入りはしていないのですが、彼の驚きの身長は236cmなんですよ。
低身長ランキング
第1位 マグジー・ボーグス(160cm)
アメリカ出身の元NBA選手でポジションはポイントガードです。
最も低い身長なのですが、彼は14シーズンという長期にわたりNBAでプレイしていました。
5チームを渡り歩く中、シャーロット・ホーネッツ(現在のニューオーリンズ・ペリカンズ)時代が全盛期だったのではないでしょうか。
特に地元ファンの人気を集めたマグジー・ボーグスは、その身長から多くの子どもに夢を与えた選手です。
日本人にも彼に勇気をもらった人が多いと思いますよ。
第2位 アール・ボイキンス(165cm)
アメリカ出身の元NBA選手で低い身長を苦にしない得点力が武器の選手です。
複数のチームを渡り歩くのですが、身長の低さからディフェンス面で苦労をしました。
そのため出場時間があまり与えられず、なかなか彼の才能が開花することはなかったのです。
しかしゴールデンステイト・ウォーリアーズに移籍後は目を見張るほどの大活躍をします。
彼の偉業は「NBA史上1試合で30得点以上を記録した最も低い身長のプレイヤー」という言葉が全てを物語っていますね。
第3位 メル・ハーシュ(168cm)
1921年に生まれた彼はNBA創生期の選手です。
ボストン・セルティックスに所属したメル・ハーシュなのですが、試合に出場したのは1シーズンのみだそうですよ。
第4位 ワタル・ミサカ(170cm)
日系アメリカ人(二世)のワタル・ミサカは現在のニューヨーク・ニックスでプレイしました。
非白人のバスケットボール選手としては、史上初のNBAプレイヤーです。
チーム事情により出場時間は少なかったのですが、引退後はユタ州のスポーツ殿堂に選ばれドキュメンタリー映画も制作されました。
ニックネームは「ワット・ミサカ」なのですが、日本では「ワッツ・ミサカ」と呼ばれています。
第5位 田臥勇太(173cm)
日本人初のNBAプレイヤーの田臥勇太さんが、見事にここでランクインしました。
2004年にフェニックス・サンズと契約した彼は、日本人初の得点も記録しています。
現在は日本のBリーグ(リンク栃木ブレックス)で活躍していて、スピードを活かしたプレイと正確なアシストパスが魅力的ですね。
ちなみにリンク栃木ブレックスはBリーグの初代王者です。
とんでもなく高い身長の選手と、日本人のような低い身長の選手をランキング形式でお伝えしました。
ゲオルゲ・ムレシャンやマヌート・ボルとマグジー・ボーグスの身長差が71cmもあるとは驚きですね。
NBA身長ランキングまとめ
出典:http://nbatalkchannel.hatenablog.com/
ここまでNBA選手の身長について色々とご紹介してきました。
とにかく大きさも小ささのどちらも規格外なので驚いてしまいますね。
身長の低い選手の中には実はサバを読んでいるという噂があるので、もしかすると実際はもっと小さいのかもしれません。
ですが彼らの凄さは低い身長をハンディにしない技術や精神的な強さだと思います。
高い身長の選手も個性豊かなプレイを武器に活躍していたんですね。
世界各国の選手が集まるNBAだからこそ、ここまで身長差が大きく出てしまうのかもしれませんね。
今回の身長ランキングや平均身長をNBAを観戦する際のお役に立てれば幸いです。
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