NBAの平均年棒は?年棒ランキングもご紹介します!

世界最高峰のバスケットボールリーグNBAは、選手に支払われる年棒の額も世界トップレベルになっています。

プロスポーツ選手を目指す人にとってはまさにアメリカンドリームの象徴と言えるNBA。

今回はそんなNBAの年棒についてご紹介していきたいと思います。

平均年棒や年棒ランキングをお伝えしていきますので、NBA観戦の参考にしてみてくださいね。

 



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NBAの年棒について


出典:https://arstechnica.com/
NBA選手の平均年棒は世界各国のプロスポーツリーグの中でも最高だと言われています。

ではどうしてNBA選手の年棒はそんなに高くなっているのでしょうか?

それには二つの理由がありましたのでご紹介していきます。

ちなみに選手の年棒はスポンサー契約やCM契約などの収入も含まれますが、こちらではあくまでも所属チームから支払われる年棒をお知らせしていきます。

リーグの収益力の高さ

NBAの収益源は主に三つに分かれています。

まずは最も収益力の高いものとして、リーグ全体として契約を交わす放映権料が挙げられます。

2016~17シーズン、NBAはウォルトディズニー社とタイムワーナー社との間で放映権についての契約を結びました。

なんとその総額は9年契約で約240億ドル(日本円・約2兆6500億円)という巨額なものになっているんです。

この数字だけでもNBAの収益力の高さがうかがえますよね。

次に挙げられるのがリーグやチームごとに結ぶスポンサー契約です。

これはそれぞれ契約金額が異なるのですが、その金額は放映権料に次ぐと言われているんです。

特にNIKEやAdidasなどの大手スポーツメーカーがNBAとの契約を結んでいることは有名な話ですね。

そして三つめがチケットやグッズなどの売り上げによる収益になります。

NBAは年々、海外に市場規模を拡げ続けていてプレシーズンマッチなども積極的に行っています。

そのためNBAファンは世界各国に拡大し、2017年以降は200以上の国と地域でNBA中継が放送されているほどなんです。

こうした事業拡大がグッズなどの売り上げを増加させ、NBAの収益力をさらに安定させているんですよ。

ですからNBA選手の年棒は右肩上がりに高騰していき、世界最高の金額になったという訳なんです。

ロースター枠の違い

プロスポーツではそれぞれの協議によってロースター枠に入る選手の数が異なります。

スタメン選手の数が違うのでこれは当然のことなのですが、その中でもバスケットボールは基本的に5人がスタメン選手です。

野球は9人、サッカーとアメフトは11人なのですでにこの時点で選手数に大きな差が出てきています。

さらにロースター枠で比べるとNFL(アメフト)の53人に対して、NBAは15人となっています。

このため選手一人に支払える年棒額がNBAは高くなってくるんですね。

ですのでNBA選手の年棒が世界トップと言っても、チームの年棒総額には競技ごとの大きな差はないんですよ。

 



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NBAの平均年棒


出典:http://www.asahi.com/
ここまでNBAの年棒が高い理由をお伝えしてきました。

ちなみにNBAでは年棒についてサラリーキャップ制度を設定しています。

これはチームの年棒総額の上限を設定するもので、2017~18シーズンのサラリーキャップは9909万3000ドルに決定しました。

日本円で約111億2600万円という金額の中で、チームは選手に年棒を支払っていくことになります。

ではここからはNBA選手の平均年棒をご紹介します。

参考までにアメリカ四大プロスポーツを比較してみましたので参考にしてください。

NBA 平均年棒 約7億円

MLB 平均年棒 約4億8000万円

NHL 平均年棒 約3億2000万円

NFL 平均年俸 約2億5000万円

上述した通り選手のロースター枠が異なるので一概に比較することはできません。

しかしこうして見てみるとやはりNBA選手の年棒の高さには驚いてしまいますね。

ちなみにNBAはレギュラーシーズンが82試合なので、単純計算すると1試合当たり約850万円という金額になります。

まさにアメリカンドリームと言える金額だと思いませんか?

あらためてNBAのスケールの大きさに驚いてしまいました。

 

NBA年棒ランキング


出典:https://www.daimrkm.com/
年棒の仕組みや平均金額をお知らせしてきたところで、ここからは最高年棒ランキングに移っていきたいと思います。

参考のために2016~17シーズンと2017~18シーズンの、トップ3の選手をご紹介します。

あまりにも高額な年棒に驚かずにご覧ください。(※日本円は110円換算で表記しています)

2016~17シーズン

このシーズンは3人が同額で2位となったため、4選手の年棒をご紹介します。

2位タイ ケビン・デュラント(ゴールデンステート・ウォーリアーズ)

出典:http://www.sankei.com/
年棒 約2650万ドル(日本円 約29億1500万円)

オクラホマシティー・サンダーの看板選手だったケビン・デュラント。

ウォーリアーズに移籍後も破格の年棒をもらっています。

今やNBAの得点量産マシーンとなった彼にとっては、この金額でも妥当と言えるのでしょうね。

 
2位タイ ラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティー・サンダー) 

出典:https://matome.naver.jp/
年棒 約2650万ドル(日本円 約29億1500万円)

デュラント移籍後のサンダーで完全なエースとなったラッセル・ウェストブルック。

ミスタートリプルダブルの彼の年棒も、当然の金額なのでしょうね。

あとはチームを優勝に導くことだけが、ウェストブルックの至上命題なのでしょう。 

 
2位タイ ジェイムズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ) 

出典:http://spo-lover.com/
年棒 約2650万ドル(日本円 約29億1500万円)

このシーズンはかつてサンダーでチームメイトだった3選手が同額で並びました。

今となってはチームこそ違いますが、3人ともNBAを代表する選手となりましたね。

あごひげと抜群の得点力がトレードマークの彼の年棒も真っ当な評価だと思います。

 
1位 レブロン・ジェイムズ(クリーブランド・キャバリアーズ) 

出典:http://www.nba.co.jp/
年棒 約3095万ドル(日本円 約34億450万円)

このシーズンの最高年棒はレブロン・ジェームズで、唯一の3000万ドル超えとなりました。

ルーキー時代からキングの愛称でNBAを席巻してきたレブロンジェームズ。

史上最高のプレイヤーという評判に恥じない結果となりましたね。

ここまで2016~17シーズンの年棒ランキングをお伝えしてきました。

引き続き2017~18シーズンをご覧ください。

2017~18シーズン

3位 ポール・ミルサップ(デンバー・ナゲッツ) 

出典:http://www.nba.co.jp/
年棒 約3075万ドル(日本円 約33億8250万円)

派手なプレイは少ないのですが安定したスコアを記録するポール・ミルサップ。

地味な印象の彼がこれだけの年棒をもらうということは、NBAのスカウトや評価スタッフが素人には分からない多くの点をチェックしているという表れなのでしょう。

 
2位 レブロン・ジェイムズ(クリーブランド・キャバリアーズ) 

出典:http://www.nba.co.jp/
年棒 約3329万ドル(日本円 約36億6190万円)

惜しくもランキング連覇とはいかなかったキング・レブロン。

しかし彼のプレイは衰え知らずで、自身は7シーズン連続となるNBAファイナル進出を果たしました。

これはNBA史上7人目という偉大な記録なんですよ。

 
1位 ステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォーリアーズ) 

出典:http://nba-magazines.blogspot.jp/
年棒 約3468万ドル(日本円 約38億1480万円)

ウォーリアーズをNBAチャンピオンに導いたステフィン・カリーが、僅差でレブロンを抜きランキングトップとなりました。

今やNBAの顔となったスリーポイントの名手は年棒でもトップです。

ステフィン・カリーの人気と実力ならこれも妥当な評価と言えるのでしょうね。

ここまで2シーズンの年棒ランキングをご紹介してきました。

どの選手も信じられないほどの高額な年棒を手にしています。

驚くべきことに彼らはこの他にもスポンサーなどから契約金をもらっているんですよ。

その総額は想像するだけで目が回りそうになってしまいますね。

補足情報としましてNBA選手の最低年棒は50万ドル(約6000万円)です。

参考までに覚えておいてくださいね。

 

NBA歴代最高年棒


出典:http://nba-js.com/
ここまでNBAの年棒に関する数字をご覧いただいてきました。

次は70年以上の長い歴史があるNBAの歴代最高年棒をお伝えします。

歴代最高年棒は1997~98シーズン、マイケル・ジョーダンが契約した約3310万ドルです。

日本円にして約36億4100万円という金額は、当時のNBAで半数のチームが支払った総額年棒よりも多かったと言われています。

バスケの神様は1人で1チーム分の価値があったということなのでしょうね。

しかし上記のランキングでご紹介した通り2017~18シーズンの年棒で、とうとうレブロン・ジェームズとステフィン・カリーが神様の年棒を上回りました。

時代が違うとはいえ、この3選手の年棒はとんでもない金額だと言えるのでしょうね。

 

NBA年棒についてのまとめ


出典:http://gendai.ismedia.jp/
数あるプロスポーツリーグの中で最高額と言われているNBA選手の年棒。

ランキング上位の選手の年棒には驚くしかありませんでしたよ。

最低年棒も日本では考えられない金額なので、あらためてスポーツ大国アメリカの凄さを思い知らされました。

金額だけが選手の価値を表すものではありませんが、あくまでも一つの目安としてNBA観戦の参考にしてみてくださいね。



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